キャリア入社者インタビュー:荏原エリオットを選んだ理由

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私が荏原エリオットを選んだ理由

荏原エリオットは米国エリオット社と1968年に技術提携を結び、荏原製作所から2002年に分社した会社です。その後2011年よりエリオットグループとして日米の一体経営を行っています。今回はキャリア入社した社員に、なぜ荏原エリオットを選び、今どのような仕事をしているのかを聞きました。当社への転職を検討する皆さまの参考となれば幸いです。

PROFILE

  • 武田 靖生(2022年入社/社内SE)

    前職は食品卸商社での社内SE。仕事や会社には満足していたが、ワークライフバランスを整えたいという思いが強まり転職を決意。40歳を超えての転職で不安もあったが、現在は望むような仕事ができているという。

  • ヴィジャヤクマール・ラマクリシュナン(2011年入社/プロジェクトエンジニア)

    2007年にインドの大学を卒業後、世界的ポンプメーカーに技術者として入社。2011年から派遣社員として荏原エリオットで働き始め、2019年からは正社員となった。2023年には課長に昇進。現在は14名のメンバーをマネジメントする立場だ。※本文中はニックネームの「ヴィジェイ」表記

  • 吉田 展之(2015年入社/フィールドサービスエンジニア)

    大学卒業後、技術者として化粧品メーカーに就職。2013年、韓国の医療機器ベンチャーに転職したものの、翌々年日本事業から撤退。同年荏原エリオットに入社し、現在はフィールドサービスエンジニアとして世界を舞台に活躍している。

なぜ転職を考えたのか、その理由・経緯を教えてください

  • 武田

    定年まで勤め上げるべきか、転職して現状を変えるべきか

    前の会社では、社内SEとして20年あまり働きました。当時私はすでに40歳を超えており、このまま定年まで勤め上げるのか、はたまた環境を変えて新しい仕事に挑むのか、その決断を迫られていました。前職では保守業務も担当していたこともあり、休日対応や残業は当たり前。帰宅しても幼い我が子に会えない日が続く中、今家族との時間を大切にしなければ一生後悔するかもしれない。そう考え、妻と話し合い転職を決意しました。

  • ヴィジェイ

    インドを飛び出し、世界で活躍するという夢をかなえるため

    大学卒業後、私はインドにあるポンプを専門に扱うメーカーに就職しました。4年ほど働いた頃、もっとさまざまな製品や技術領域を経験したいと思うようになり、転職を考え始めます。インド国内では望めるキャリア、仕事の幅、収入に限界があるため、友人たちと「いつか海外の企業で働きたいね」という話をしていた矢先でもありました。3〜4年スパンで転職しキャリアアップするという考えが一般的なインドでは、自然な流れだったように思います。

  • 吉田

    淡々と仕事をこなす日々に「このままでいいのか」と考え始めた

    新卒で入社した企業は事業規模が大きく、経営も安定していました。決められた仕事をこなしていけば給与もどんどん上がっていくような職場で、確かに居心地も良かったのですが、私にはこのままでいいのか、若いうちにもっと自分を鍛えるべきではないのかという焦りが募っていました。そんな折、韓国の医療機器ベンチャーの日本拠点立ち上げに誘われ転職。しかし事業がうまくいかずわずか1年半ほどで日本から撤退し、再び就職先を探すことになったのです。

何が荏原エリオットへの転職の決め手になりましたか

  • 武田

    多様なバックグラウンドを持つ人たちが活躍していること

    転職エージェントに登録し、多くの企業を検討しながら2年ほどかけてじっくり探しました。ワークライフバランスの良さに加え、システム部のメンバーが男女半々で、最終面接の役員も同様に半数が女性だったこと、外国籍の方も主要なポストに就いていることなどが決め手になりました。仕事や待遇面での不安はありませんでしたので、性別や年齢、新卒・中途によらず、多様なバックグラウンドを持つ人が活躍できる風土に惹かれました。

  • ヴィジェイ

    整った生活環境で自分のキャリアを高めることができる

    海外で技術者としてのキャリアを高めていきたい、そんな自分の希望に適う企業を探す中、荏原エリオットに出会いました。ここでならポンプの知見はそのままに、コンプレッサなどさまざまな製品に精通することができます。荏原を知る知人から「従業員を大切にする良い会社だよ」と聞いていたことも追い風になりました。海外で働くならアジアか欧州と考えていた私にとって、外国人差別もなく治安の良い日本は申し分のない転職先でした。

  • 吉田

    世界規模で顧客の役に立てる頑張りがいのある仕事だから

    1社目は技術者として働き、2社目ではほぼ営業職のような仕事をしてきました。その中で私自身、人と接しながら相手に喜んでもらえる仕事が向いていると感じていたんですね。そんな私の目に、荏原エリオットのフィールドエンジニア職はとても魅力的に映りました。世界中の顧客と直接渡り合い、社会に欠かせない重要な製品を扱える。しかも一人ひとりの裁量が大きい。ここでなら自分の力を存分に発揮できるのではと考え、入社を決めました。

転職後の現在、どのような仕事をしていますか

  • 武田

    仕事と家庭の両立が可能になり、ストレスなく働けるように

    インフラ系業務からアプリ系業務まで、社内システム全般を幅広く任されています。今まさにDX化を推進している真っ最中で、いろいろな取り組みを任されるのが面白いですね。残業はあっても1日1時間程度。休日出勤もほぼありませんので、プライベートの時間がグッと増えました。平日の子育てはほぼ妻任せでしたが、いまは私も子育てに全面的に参加できるようになり、ずっと感じていた後ろめたさというか、ストレスがなくなりました。

  • ヴィジェイ

    巨大プロジェクトを計画通りに完遂させる旗振り役

    私はコンプレッサパッケージのプロジェクトエンジニアを担当し、技術的専門知識を用いて顧客や補機のサプライヤーとのコーディネーションを行っています。社内外で同時進行する各工程の進捗状況をモニタリングしながら、必要に応じて計画に修正を加えつつ作業負荷のかかり具合などを管理し、たくさんの人が関わるプロジェクトを円滑に進めていく旗振り役といえる存在です。2023年からは14人のメンバーをまとめる課長職を任されています。

  • 吉田

    全国津々浦々に、海外に。年間150日は出張へ

    フィールドエンジニアの業務は、客先工場での据付および試運転、現場で運用にあたる方へのトレーニング、稼働後のメンテナンス、トラブル対応など多岐に亘ります。とにかく国内外さまざまな工場で使われていますので、国内は北海道から九州まで、海外であればアジアや中東に年間150日は出張に出ています。たくさんの方々とコミュニケーションをとりながら進めていく仕事なので、苦労もありますが、それ以上に喜びが大きい仕事です。

あなたが感じる仕事のやりがい、職場の魅力、今後目指したい姿とは

  • 武田

    周りの成長意欲が高く、互いに高め合える環境

    荏原エリオットの事業は世界規模。商品の単価も大きさも食品とはケタが違うので、システム担当としても張り合いがあります。グローバル競争力を高めるため、どの部門で働く社員も常に自分をアップデートし続けなければならない環境です。仲間たちの成長意欲が高く、社内での意見交換も非常に活発で、私自身日々刺激を受けています。今後はシステム部門の業務効率化など、前職での経験を生かした提案で会社に貢献していきたいですね。

  • ヴィジェイ

    顧客と自社のため、価値ある仕事を生み出す組織づくりを

    入社前のイメージ通り働きやすい環境で、自分の役割が明確なのが良いですね。前職ではそのあたりが不明瞭なことも多かったですから。もともと一介の機械設計エンジニアだった私が、今や数十億円を超える巨大プロジェクトのマネジメントを任されるまでに成長し、大きくキャリアアップできたことに満足しています。今後は若いメンバーたちの育成に力を入れ、より難度の高いミッションを達成できる組織にしていきたいと考えています。

  • 吉田

    安定稼働を実現し、顧客に喜ばれることが一番のやりがい

    やはりお客さまからの感謝の言葉が一番ですね。以前、巨大なプラントに納めた機器が想定外のトラブルに見舞われ、私が数百名のチームを率いて問題解決にあたったことがあります。どうにか復旧にこぎつけた際、お客さまからかけていただいた「ありがとう」の一言は今も忘れられません。我々の機器は、石油製品をはじめ社会に欠かせないものを生み出す重要な役割を担っています。そうした社会への影響力の大きさも、この仕事で感じるやりがいのひとつです。

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